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その後・・・
6月21日より、担当医である斎木先生にかわって、整形外科部長の都築教授が、病院全体の検討結果をぼくに伝える、窓口になっています。その時告げられたのは、病院としては、内部操作のかたちではなにもできない、あとでどこからもお咎めがないように、たとえば厚生労働省なり、県の担当部署なりのお墨付きが必要だ、ということでした。県の役所ではうまく話がつかなかったらしく、28日になって突然提案されたことは、都内北区にある、「北療育医療センター」の副院長に紹介状を書くから、そちらに行ってみろ、ということでした。情報提供も惜しまないし、手術方法lこついての検討にも加わる用意もある、とも言っていました。
7月4日に、言われたとおり行ってみようとは思っていますが、正直なところ、あまり気乗りがしません。
残念なのは、入院病棟に「介助者」を、といったとき、それを入院のための"付き添い"とだけとらえ、病院の「完全看護」の建て前と対立させてしまう、ひとぴとの発想です。ぼくにとって「介助者」は、日常生活に不可欠というだけでなく、病院に入院しようと、また退院してこようと、その場で絶えず必要な存在なのです。その意味で、生きている限り、ぼくと不可分の存在・・・?!
埼玉医科大学総合医療センターは、ぼくが望んで治療を受けたいと決めた病院です。特に都築教授を中心とする整形外科については・・・。自分が全てを託そうとした医師のいる病院で、なぜ治療が受けられないのか。どうしても釈然としません。
いっそ坂口厚生労働大臣Iこ直訴しようか、とも考えているいまのぼくです。それもあながちに、不可能なわけではありません。
「完全看護」とはいっても、そこからすら弾かれてしまう人間がいる。しかも「障害」が並はずれて重いが故lこ。これは、「介護保険」の問題にも共通する事実をはらんでいる、とも思えるので、そうした問題提起の意味でも、あえてつきだしてみようかと思っています。
そんなわけで、手術のための入院の場所は、まだ不確定です。場合によっては、初めから脳性マヒによる頸椎症の手術ができる病院を探し直す必要が出てくるかもしれない。
いずれにしても、7月中lこはどこかの病院に入院しているはずです。どうかご了解下さい。
(2001.7.2)
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