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遠藤 滋
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えんとこ
ケア生活くらぶ

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中尾へルバーの登場から、はや1ヶ月。
遠藤&介助者グループは、ついに「本格的自立」に向けて動き始めました。
とは書いてみたものの、「本格的自立」って何でしょう。
私たちは一体、どこへ向かっているのでしょう。
そこで今回のえんとこ、テーマは「自立」です。

◎自立ってなに?
 遠藤氏の言葉を借りて言うならば、遠藤滋&介助者グル―ブは『すべての人間が身も心もさらけ出し、本当の心を通い合い、ありのままの生命(いのち)を祝福し、すべての生命(せいめい)を尊重していきる』ことのできる世界だと思うのです。そしてこれが自然な形で成り立つときこそが「自立」なのではないでしょうか。
 遠藤氏の前では、誰もが素直に自分の心の中にある、美しい部分を表に出すことができます。美しい心が美しい心を引きだし、共鳴し合う、人間関係がそんな風に広がっていったら、すてきだと思いませんか。
 ただ今の日本社会では多くの場合、こんな考えは偽善とされてしまいます。でも、だからこそ私たちがしっかり「自立」することで、たくさんの美しい心が目を覚ますきっかけとなれたら、と思うのです。

◎自立しよう!!
 今まで炊事・洗濯・掃除など、生活の基本となることを、へルパーさんに頼ってしまいがちでしたが、今後はそれを中尾へルバーが引き受けてくれると言うわけではありません。これらはわたしたちがもう少し責任をもっていれぱ、今ほど遠藤氏に負担をかけずにすむことだと思うのです。これを機会にみんなで責任を分担していきましょう。また限られた時間内に効率よく行うために、介助に入ったときは、自分の前後の人と、しっかり引継をするようにしましょう。

◎そして、推薦ヘルパー制度について。
 中尾さんは月〜金曜日の朝9時〜タ方5時までへルパーということになっていますが、区で決められた派遺回数が、本当は1回3時間の週7回。区から支給されるこの21時間分と遠藤さんの家計からの持ち出しによって、中尾へルパーの月結が支払われています。1回の派遣時間が3時間から4時間ヘ変わるかも…といううわさがあるのでもしかしたら介助料にまわり、介助料がアッブするかもしれません(とらぬ理の皮算用にならなきゃいいけど)。 また中尾へルバーは暦通りのお休みがないかわりに、それに見合う分の年間日を上限とした有給休暇があります。代わりに一緒に推薦ヘルバー登録している他の2人か、彼らが忙しいときには皆さんにお願いするかもしれません。その時にはどうぞよろしく。


◎ふたつのおしらせ
●調査活動にご協カ下さい。
 前回のえんとこで同封した、ケア生活くらぶのちらしで、住宅や公共建造物についての調査活動ボランティアを募集しましたが、今月26日(日)に第一回として、遠藤氏の住むパラスト梅ヶ丘と梅ヶ丘・東松原駅周辺についての調査を実施したいと思います。興味を持った方、ぜひぜひご参加下さい。
 ■日時 5/26(日)1:00〜
 ■場所 遠藤氏宅
●新人歓迎!!会をやりますよー。
 ここ数ヶ月の介助不足で、遠藤氏はもちろん、和田さんや池本さんも大変な思いをされたと思いますが、ここに来てようやく新たな仲間が加わりはじめています(だからといって介助不足が解消したわけではありませんが)。
 そこでおくればせながら恒例の新人歓迎会を行いたいと思います。
 ■日時 6/1(土)4:00〜
 ■場所 遠藤氏宅

◎えんどうさん&介助者の活動報告
●4月28日 大そうじをしたよ
 4月28日(日)遠藤氏宅の大掃除を行いました。メンバーは小島さん、林くん、加藤きん、中尾さん、和田さん。がんばってくれた彼らに拍手を贈りましょう(パチパチパチΘ)。掃除の終わった頃に現れたわたしは、びかびかにみがかれた洗面台で、手を洗いながらその美しさに感動したのでありました。

●5月1日〜4日 伊豆にいったよ。
以下は、中尾君のおはなし。 伊豆の話

中尾智啓

 遠藤さん、小島さん、和田さん、僕の4人で5月1日から5月4日まで伊豆へ行って来たので、その時のことを思い出すままに書いてみます。
 まず初日がすごかった。小島さんがレンタカーを経堂まで取りに行くことになっていたのですが、38.5℃の熱を出してしまい、ダウン。代わりに和田さんが取りにいったまではよかったけれど、経堂から遠藤氏宅へ戻る途中、道に迷ってしまい、1時間以上もひとりであちこちドライブしてきてしまったのです。そのあいだに、遠藤宅のとなりの消防署から救急車が飛び出していったので、和田さんが事故って死にかけているんじゃないかととても心配になったりもしました。でも無事に戻ってきました。生きててよかった。 和田さんが取ってきてくれたレンタカーに遠藤さんと僕も乗り込んで、豪徳寺へ高熱患者(小島さん)を迎えに行きました。患者は本当に辛そうで、行くかどうか迷っていたのですが、車のお尻が大胆に左右に大揺れする和田さんのバックの運転を見た瞬間、「俺が行くしかない!」と決意した(せざるをえなかった?)そうです。でも、行きは全部和田さんが運転してくれ、安心して乗っていられましたよ。
 2日目はあいにくの雨でしたが、タ飯には白砂さんご夫妻に山菜のてんぶらやカツオの刺身などをご馳走になりました。採りたては、おいしかった。 3日日は晴れたので、遠藤さんは車椅子に乗って領地内を散歩しました。でも、前日の雨でぬかるんだ道を行くのは大変で、遠藤さんの体は操り人形のごとく、激しく上下左右に飛び跳ね、危うく大事な首にとどめを刺すところでした。またまた、生きててよかった。
 車椅子だと、ストレッチャーでは行けない細い山道の奥まで行けたし、体が横向きでなく縦向きで跳めることが出来たので、遠藤さん、とても喜んでいました。車椅子くん、ありがとう。 4日日は朝食をとらずに、お昼前にいのちの社を後にしました。小島さんの体調が心配であったのと、Uターンラッシュに巻き込まれてしまって、温泉ヘは入れませんでしたが、途中の海岸で車を止めて遅い朝食をとりました。3日目ぐらいから、体調を取り戻して毒舌ギャクをとばしていた小島さん。帰りの車の中では本領を発揮して大爆発! 残りの3人はこらえきれずに大爆笑! 実に楽しかった。
 いのちの社へ連れていってくれた遠藤さん。高熱出しながらも来てくれてみんなを楽しませてくれた小島さん。一人一人の健康をすごく気を使ってくれた和田さん。僕らを暖かく迎えてくれた白砂さんご夫婦。どうもありがとうございました。
 みなさん、夏にはぜひ一緒に行って、遠藤さんを伊豆の海へ放り込みましょう!

●いかがでしたか?
 遠藤滋&介助者グルーブでは、この他にも
「伊豆で泳ごう計画」
「奈緒ちゃん上映会」
「雑居祭参加計画」

などなど、たくさんの行事を予定しています。
 少しでも多くのことを実現するためにご協カお願いします。

 

 新しい「えんとこ通信」どうでしたか?
 今回から担当することになりましたわたしたち3人。
 ご意見・ご感想・その他、載せてほLい情報などありましたら、ご連絡下さい。
中間陽子  (文章)
池本真理  (エネルギ―)
かうち麻由子(編集)

甘夏 通信販売中止のお知らせ
 前号でお伝えした甘夏の通信販売が昨年来の天候不順のためか、大変実りが悪く、ご注文にお応えできなくなりました。すでにご注文いただいた方には、遅れても応じていきたいのですが、お断りの手紙を出さざるをえないかもしれません。ご容赦下さい。

ワンポイントえんどうさん
イラスト解説
遠藤さんの祖先は南の方から来た縄文人である(にちがいない)
かうち