第３６号 １９９５年７月１０日発行

　梅雨ももうそろそろ明けそうです。いやに涼しい日があったかと思ったら、急に暑くなったので、体もおかしくなりそうです。
　ぼく（遠藤）は、先月８日頃から風邪をひいて喉が痛くなったのが引き金になったのか、腰のあたりから足までの緊張がとても強くなり、みぞおちや胸までの筋肉がこわばってきて、呼吸も苦しい日が何日か続きました。一時は頚椎の障害が進行してしまったのではないかと心配しましたが、風邪が治ると共にだんだん緊張もゆるんできました。でもまだもとの状態にもどった訳ではないので、念のためにわざわざ病院で診察を受けてきたほどです。
　考えてみれば、引っ越し騒ぎの時期を中心にして、気を使う事ばかりが三ヶ月ほども続いてきたので、精神的にリラックスできる日がほとんどなかったのです。それが身体に影響しないはずはありません。５月２４日の父の死と、それに続く通夜や葬式での無理が追い打ちをかけました。
　ちょっとでも時間ができるととりあえずかたずけておきたい事を頼んでしまうので、手足を動かすなどのリハビリも怠っていました。はやく落ちついた気分になって、本当にやりたいと思っている事にとりかかりたいものです。

家はまだ片付いていない！
　４月１６日の引っ越し以来、３ヶ月余。でも、家はまだ片付いていません。
　さしあたり日常生活に差し支えがない程度に、家具などをわきに寄せてあるのが一見片付いているように見えるだけです。中身はまだバラバラで、収納したい場所にきちんと入っているわけではないし、書類など、とても大事なものもたくさんあるのに、それも３、４個の段ボールに入れて放置したままになっています。
　しかもテレビのアンテナ線や電話のコードなどは床を這ったまま。ＢＳコードは窓にはさんだままで隙間をガムテープで目張りをしてあるだけなので、鍵もかかりません。肝心な時に探しているものが見あたらないし、不便この上ない状態のままなのです。唯一の収納スぺースである押し入れも、まだまだ整理すればうまく収納できる余地がありそうです。
　ついては７月２２日か２３日を、まとめてそれらを整理し直す日にしたいのですが、いかがでしょうか。いつも介助者は交替で一人づつしかいないので、普段から少しづつという訳にはゆかないのです。ご協力をお願いします。

　

収入	重度脳性マヒ者等介護人派遣料	２７２，１６０
	緊急介護料	２０，０ＯＯ
	重度心身障害者手当	５６，０００
	計	３４８，１６０
支出	介助料　４００×６６１	２６４，８００
	交通費	３０，０００
	振込手数料（郵便貯金口座使用）	１，９５０
	えんとこ通信	１８，４００
	ビラ・ポスター	１２，０００
	計	３２７，１５０

　もし、この計算どおりでいくと、２１，Ｏ１０円の余裕ができます。仮にどうしてもハンズ世田谷からの派遣を受けざるをえないとすれば、２５時間を少しこえる範囲内でそれが可能です。とても厳しくはなりますが、これで破綻した場合は、その時にまた考え直すという事にしておきます。