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パークホール (990313)
調査のポイントは、パークホールへの車椅子でのアクセス。階段やエレベーターを中心に調べました。
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パークホールがあるのは、小田急線梅ヶ丘駅の北口から約50メートルほどの、赤堤通り沿いです。 |
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建物の入り口と歩道の段差をスロープ状の渡し板で解消。勾配は17度。 |
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中へ入ると受付があり、その右手に階段がある。エレベーターはこちらの入り口にはなく、反対側のもうひとつの入り口を利用しなければいけない。 階段の幅は全体で 141cm。一段の高さは 28.5cm、奥行は 17.5cm でした。途中の踊り場を含め、段数は全部で17段でした。 |
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受け付けから階段へ行くときの足元は、このような仮設スロープになっている。スロープの勾配は11度。 |
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二階のトイレは一般用と車椅子用があり、こちらは車椅子用トイレ。 中の広さは奥行 174cm、 幅 190cm あり、広びろとしていた。便器の両側に手すりがついており、間隔は 68cm でした。 ここでのポイントは便器の後ろの貯水槽で、座った姿勢で自分の体を支えるのが困難な場合、これが背もたれの役割を果たすのでとても便利。 |
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パークホールの外側の階段。これが直接二階のホールへ続く。中の階段と同じ17段あり、一段の高さは 28.5cm、奥行は 17.5cm でした。 |
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こちらはこの建物の正面玄関。中のエレベーターは 一般の人にも利用できるよう、平日はこちらも開放されている。 |
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エレベーターに実際乗って中の広さなどを調べました。幅 120cm、奥行きは 103cm でした。入り口の幅は 80cm。車椅子では問題ない広さですが、ストレッチャーが乗る広さではなかったのが気になりました。 |
＜まとめと感想＞
ホールが二階にあるということから、階段やエレベーターなどの使いやすさが重要になると思いました。階段にも、脚の弱い人にとってなるべく上りやすい段の高さ、奥行きなどがあるでしょう。また、エレベーターが反対側の入り口のみでなく、パークホール用に、いつでも誰でも（ストレッチャーも）利用できるものがあればよいと思いました。
なお、この建物の一階には、一般の歯医者を利用できない障害者のための、世田谷区歯科医師会・会立歯科センター、および口腔歯科衛生センターがあります。ここもぜひ、今後の調査の対象にしたいと考えています。