この日は調査は行わず、１年間の活動の経験をふまえて、感じている問題点を出し合い、これからの調査の進め方、呼びかけ方について話し合ってみた。
　１．コアスタッフがまだしっかり形成できないため、調査の計画や結果の整理を特定の個人が負ってしまう。
　２．自らの“住まい”を中心に、日常生活の中で利用している公共の建物などの調査をすすんで引き受けてくれる人をなかなか見つけることができない。
　これについてはっきりした結論が出たわけではないが、現在ニュージーランドに滞在中のＥくんからメールでこんな意見も届いた。

　「私としては、調査内容が「広く・深く」なるように、できるだけ多方面の意見が集まる仕組みが作れればな、と思います。
　具体的には、介助者募集と同様に、ちらし・ポスターを媒体として、大学・専門学校・福祉施設・ボランティアグループなどに、ダイレクトメールを郵送する方法がひとつ。それから、雑誌・新聞などへ意見寄稿・広告掲載する方法。あとはホームページを通じて･･･ですね。
　いずれの方法を取るにしても、最終的には、直接面会したり、電話やメールで連絡を取り合うことによって、こちらの意図を、よく理解してもらうことが大切だと思います。」

　まず自分の家からで構いません。必要なら k980223 の遠藤宅の調査結果報告を参考にしてみてください。写真も、あれば望ましい。お互い様ですから、このさい散らかっているとか、多少汚れているとか、そういうことはあまり気にしないことにしましょう。
　連絡くだされば、可能な限りで、お手伝いに行きます。調査票も用意してあるので、いつでもお送りします。