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調査(1998.4.19)

 今回は、遠藤さんがよく毎日の食材や雑貨を調達している近所のスーパーマーケット、TOP'Sを調べました。

 TOP'S正面入り口。入り口と出口はそれぞれひとつづつ。
 野菜の入った段ボール箱が、入り口の右脇に積み上げられている。特売品か。
 その野菜と、奥に見える買い物かごの間を右に入ったところが入り口。左の屋台のたこ焼き屋の後ろが出口。
 出入り口外側の床。その手前側のわずかな傾斜は4度。側溝の上を覆っている鉄板の傾斜は10度。積み上げられた箱が通り道を塞いでいる。
 道路から出口、および入り口へと入るところの斜面の拡大写真。
 出口。幅 1.6m。
 入り口。同じく幅 1.6m。出入りに特に問題はなかった。
 中の様子。写真は入ってすぐの野菜・果物コーナー。注意して見たのは、通路の広さや、車椅子から見た商品の棚の高さなど。
 通路の幅は 1.65m。比較的広い。これくらいなら人とすれ違うことも可能。商品ケースの高さもこれくらいなら、どうにか一番上の棚のものまで見ることができる。
 別の商品棚の様子。幅は 1.6mあるがコーナーには箱が積み上げられていて、通路を狭めている。車椅子、特に電動車椅子は小回りがきかないので、曲がるときに商品をくずしてしまわないか、とても緊張する。うまくいかずに箱をくずしてしまうこともある。また、上のほうに置かれているものは介助者が取るか、一人の時は他の人に頼む必要がある。
 生鮮食品コーナー。ここでは車椅子の向きを変えてみた。実際遠藤さんは常に左側を見ている状態なので、時々向きを調整してあげる必要がある。ここでは車椅子を商品ケースに向かって垂直に置いてみた。後ろを人がひとりぎりぎり通れるくらいの余裕があった。ただし、他の人の通行の邪魔になりはしないかとても気を使ってしまう。もう少し通路の幅が広いとゆったりと買い物がたのしめる。
 通路にはみ出す形で商品が沢山積み上げられていると、そこを通るとき、左右の余裕はごくわずかしかない。ぶつかりはしないかと心配しながら通った。
 レジで。ひととおり買い物を終え、調査終了。「小さなスーパーのわりには比較的買い物しやすい」というのが遠藤さんの評価。多くの店は中に入るのも難しいという。確かに大型店は別として、商店街の店舗はそれぞれが小さいので車椅子で店内を歩くのは難しいかもしれない。