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羽根木公園西側の入り口。石段を上ると、両側がイチョウ並木になっている。並木がつきたあたりは、右側がもう梅林。左にはテニスコートなどがある。もともとはここが正面入り口のようになっていたが、もちろんここからは車椅子では入れない。 |
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最寄りの小田急線梅ヶ丘駅に一番近い、公園南西側の入り口。梅祭り、花見、そして秋の雑居祭り、さらに新緑や紅葉の季節など、もっとも多くの人に利用されている入り口である。階段の両側はすでに梅林。 階段の左側を大まわりする形でスロープがつけられており、結局は上記のイチョウ並木の道に出る。勾配は4度。車いすでも楽に上れる角度である。ただし途中で別の車いすなどとすれ違うには、幅が十分でなく、かなりきびしい。ちなみに、このスロープの幅は 1.7m。手すりの上部が内側にめくれ込むように作られているので、実際にはそれより狭くなっている。手すりの高さは 80cm。 |
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スロープはゆったりと左に、そしてまた右側にある茶室を回り込むように右にカーブして上っている。写真はその途中。右上に茶室がある。この茶室の入り口に向かって、石垣のこちら側に通路が作られており、ここはその分かれ道。後からつけられたためか、ここをじかに右へ曲がろうとすると、その場での勾配は最大8度。一度通り過ぎてから戻るようにすればほぼ4度のまま入ってゆける。傾斜は少々急でも、通れる道は多い方がいい。ここを曲がらずに茶室を回り込んでも、その入り口に行けることは行けるのだが。 |
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梅林の中をまっすぐ上っている、南西入り口の階段。その途中にある踊り場のような場所である。ここにはベンチもしつらえられている。 ちなみに羽根木公園の梅祭りは毎年2月から3月にかけて行われる。梅が約700本植えられており、梅ヶ丘、東松原、山下など地元商店街のひとが食べ物や飲み物、梅にちなんだお菓子などを売る。 |
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同じ踊り場。梅林の中には、車いすでも通れる石畳の小道が何本か巡らされているが、そのうちの一本がここに通じている。少し広いスペースになっているが、階段の途中なので、どこにも行けず、結局この小道を戻るしかない。上の写真の階段を、もっと奥まで削ってスロープにできないだろうかとつい考えてしまう。 |
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またまた同じ踊り場。石畳の小道を進んで来て、そのまま直進しようとすると、そこはこのようになっている。梅林の中に下りてゆきたいところだが、急に落ちているので車いすでは危険すぎる。 公園の梅の種類は様々で、花びらの微妙な違いを観察したり梅の花と一緒に写真を撮ったりする楽しみもこれでは味わいにくい。 |
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梅林の中には、車いすでも通れる石畳の小道がつくられている。が・・・。 あぁ、せっかくここまで来たのに・・・。置き石の上はさすがに通れない。もう少し計画性のある設計のしかたもあっただろうに。 |
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上の写真の置き石が終わるところ。これがスロープだったら、車椅子でもかなり自由に梅林の中を通ることができるはず。 |
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前回調査した、赤堤通り沿いの、5段の階段がある公園南東の入り口。その奥はこのようなだらだらとした、林の中の広い上り坂になっている。道幅は 3m。坂の勾配はこのあたりで4度。次第に急になり、上りきる少し手前は6度にさえなっている。そのため、車椅子を押すのにも少々力が必要だ。さすがに6度ともなると、電動車いすで下るのにも、かなりの緊張が必要。 写真左側から来ている小道は、逆に行くと例の図書館わきの入り口に出る。 |
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上記の坂を上っていくと、プレーパークの手前に、右に入る簡易舗装された小道がある。ところがそれは、すぐに階段になっていて、それ以上は車いすのままでは上ることができない。 |
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坂の途中で、左に入る簡易舗装の小道が2つある。下の一本は、先程も触れたように、そのまま図書館脇のせまい出入り口に続いている。少し上の小道を入ると、先に見えるのは・・・。 |
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まっすぐ行けば階段。ここさえ上がれば梅林に続く小道が続いている。右も上りの階段。車いすでは左にしか行けないが、ここを行けば結局下の小道と一緒になり、図書館脇に出るしかない。 さぁ、どうする? |