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駅舎はホームの上にある。 吉祥寺寄り、つまり線路と交わっている商店街の側から、駅舎内の改札口に続く階段は、踏切の両脇に、平行して二つ設けられている。その上り口には、車椅子利用者が係員を呼ぶためのボタンがつけられていた。 |
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東松原駅の出入口は二つあって、こちらは渋谷寄りの出入口。階段上の吹きさらしの架橋の中央にある。 階段からこの出入口まではこのように点字タイルが敷かれているが、しかしこれは駅の通路内にも必要なのではないか? |
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吉祥寺寄り、つまり商店街の側の、踏切の両側から入って上り下りするようになっている階段。写真は、その広さと奥行きをはかっているところである。長い階段なので足の弱い人や車椅子を持ち上げて運ぶ人にとっては大変だ。 |
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ホームと電車との間はかなり広かった。またホームから 20cmほど高いところに電車が止まっている。これはそもそもホームがカーブの途中にあり、電車が傾いているせいもあるが、乗り降りのときにつまずく原因になる。また車椅子を持ち上げるのも大変。 |
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ホームの端にスロープがつくられている。長さ= 5m、傾斜=4度。スロープは直接踏切へ続く。普段は柵が閉じられていて、利用する時に駅の係員に申しでる。 かつてはここにホームへの出入り口があり、数段の階段と、券売機、改札口があった。 |
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ホームからスロープを写したところ。遮断機が上がっている間にすばやく移動しなければならないので心理的に焦ってしまう。 駅にエレベーターがついていればこうしたスロープは必要ない。 |
| 駅構内のトイレ。入り口まではスロープと手すりがついている。車椅子用のトイレが用意されているが、入り口のところの段差を越えて入らなければならない。こうしたちょっとした段差は、車椅子で移動する人にとっては大きな障害だ。 しかもそれ以前に、ここを使うためには長い階段を上ってくる必要があるのだから、これはいったい、どう考えればいいのか。 |