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  第40号
1996年4月15日発行

ヘルパー中尾登場!
 前の号で募集した「専従介助者」に中尾智啓君が決まりました。さっそく区役所に推薦ヘルパーとして登録し、4月1日から活躍してもらっています。
 それから、「とらぬ狸だった」と書いた制度上の派遣回数も、土壇場でやはり週5回から7回へと増えることになりました。家計からの持ち出しもその分だけ少なくてすむことになり、余裕もできてひとまずは安心、というところです。
 役所のヘルパーは、もう来ません。月曜から金曜までの朝9時からタ方の5時までは中尾君がヘルパーとしていることになりますが、その時間内に他の介助者はいらないよ、ということではありません。やってほしいこと、活躍してほしいことは山ほどあります。遠慮せずにどんどん入ってください。
 なお、推薦ヘルパーには他に2人のひとを登録してあります。中尾君が何かで来られないときに代わりに来てもらうことになっていますが、そのひとたちも都合がつかない場合はみんなに補ってもらうことがあるかもしれません。そのときはよろしく。
 これまで以上にコミュニケーションを密にして、ひとまかせのやりっばなしにならないように、これまたよろしくお願いします。遠藤滋&介助者グループは自立します!

みんな! えんどう動物園へおいでよ!!

中尾 智啓

 皆様ご存知のとおり、わが園の「サル山パラスト」には老若男女に大人気の雄ザル、「シゲル」がいます。しかし、かつては若かったシゲルも今ではいいオヤジザルとなり、サル山にサルはこの一匹だけで、このままではシゲルが余りにかわいそう。そこで今年度より、新たに一匹の若さあふれる雄ザルを加えました。 彼の名前は「トモ」。こいつがまた、シゲルに負けず劣らずの女性好きで、若い女性のお客様がいらっしゃいますと、「きゃっきゃ!きゃっきゃ!」の大はしゃぎ。万年発情期の突然変異体という、世にもめずらしいおサルです。
 こう書くとトモが女性のお客様しか歓迎しないみたいですが、決してそんなことはありません。きゃっきゃ、きゃっきゃとはいかないまでも、「これは、これは」と男性の来園もたいへん喜びます。皆様、どうかこのトモをたっぶりとかわいがってやってください。そして、まだまだ元気なシゲルの方も引き続きよろしくお願いします。
 皆様のご来園を心よりお待ちしております。
<開園日と時間> 月〜金曜の9:00〜17:00

映画『奈緒ちゃん』上映会の企画
 昨年秋から全国で上映運動が繰り広げられているドキュメンタリー映画『奈緒ちゃん』。実はこれを制作した伊勢真一は、ぼくの学生時代の友人なのです。
 さらにこの上映運動の母体となっている「奈緒ちゃん応援団」の呼びかけ人である岩永正敏も、これまた学科まで一緒だった旧友で、こいつとは出身高校も同じでした。
 奈緒ちゃんというのはてんかんと軽い知恵遅れ、それに情緒障害をも併せ持った女の子で、伊勢にとっては姪にあたります。
 普通の(商業的な)ドキュメンタリーとはかなり違って、淡々とした中にも深い印象を残す映画に仕上がっているので、この近所でもぜひ上映会をということになりました。7月頃をメドにして、応援団とともに、遠藤滋&介助者グループ、それにケア生活くらぷ東京事務局が主催します。協力してください。応援団で出している「奈緒ちゃん新聞」を同封します。ぼくの感想ものっていますよ。
 また、これから伊勢は時々ここに遊びにきて、ここから見える世界をカメラに収めていってみようということになりました。すでに3月30日の「卒業生を祝う集い」と、4月7日のお花見の様子は、すっかり収められています。どちらもなかなか楽しい集まりになりました。

お知らせ 長い間空席だったこの通信の編集長に、新しく中間陽子さんが就任することになりました。初代の米山さん以来、中川さん、宮内さんへと引き継がれてきた、名誉ある地位です。今回は賀内麻由子さん、池本真理さんも担当に加わり、無敵の陣容です。紙面も一新。引き続きご愛読ください。
 なお、池本さんは、和田さんとともに介助者探しの電話も手伝ってくれることになりました。心強い限りです。
 ついでに。5月の連休に伊豆行きの計画があることもお知らせしておきます。山は新緑に包まれ、鶯が鳴き、筍や山菜もおいしい季節です。(遠藤)