　　第３６号
１９９５年５月１６日発行

新人歓迎会＆引っ越し祝いへのお誘い
　また新しい人を介助者に迎え、新年度が出発しました。一か月以上にわたる引っ越し騒ぎもとりあえずは何とか収まってきたところで、新居のお披露目を兼ねて、今年も新人歓迎会を行いたいと思います。ぜひ参加してください。
　なお、これに先立って午後１時から５月の定例ミーティングを行います。４月から介助料の改定（多少の増額）もあり、その会計についての確認もしますが、実際の介助について、介助をする立場からの積極的な提言も、どんどん取り上げていきたいと思います。こちらにもぜひご出席を！
日時　　１９９５年５月２８日（日）午後４時～９時
場所　　遠藤宅（新居）
会費　　１０Ｏ０円（４月以降の新人は無料）
　　　　差し入れ大歓迎

ちなみに、新しい家の住所は次の通りです。
東京都世田谷区松原６－２６－１９
パラスト梅ヶ丘３０３

　小田急線の梅ヶ丘駅か、井の頭線の東松原駅から、それぞれ徒歩５分ほどの所にあります。来た事がない人は、左の地図を見てきてください。なお、電話は今までどおりの、　Ｏ３－３３２７－１５２３　です。よろしくね！

お願い
　これまで介助料は、一つの銀行からそれぞれの人の銀行口座に振り込むというかたちで渡してきました。しかし、前々号の会計報告を見ても分かるとおり、銀行が違うと手数料が無視できないほど多額になるのです。
　そこで、これを解消するために、できるだけみなさんに郵便局に口座を開いてほしいのです。郵便局なら、全国どんなところでもありますし、口座から口座への送金は手数料なしで行えます。時間あたりの介助料をできるだけアップするためにも、とりあえずそのようにしたいのです。お手数ですが、よろしくお願いいたします。

遠藤宅名言・珍問答集
その１
　去年はじめて来てくれた頃は、すべてに控えめで大和撫子の典型のように見えたＫさん。最近ぼくに容赦のないつっこみを入れてきます。

遠藤	Ｋさんもなかなか言うねぇ。
Ｋ	私このごろおかしいの。ネコが行方不明になっちゃったの。だからかぶりたくてもかぶれない。
	何日かして、
遠藤	ネコ、みつかった？
Ｋ	あのネコねぇ、もう、捨ててきちゃった。

その２
　ギャグをとばしてもすべてを真に受けてしまうので、ぼくが困ってしまう事が多かったＷくん。介助者ノートに女の子への質問を次々と連発していました。彼氏のいる子を好きになったらどうするか、という質問にＩさんがなにやら書いていってあったのだが、

遠藤	ノートになんて書いてあったの？
Ｗ	えーと（とノートをもってくる）。「ひとまずは、ねとる」
遠藤	おれはいつも、ねとる。
Ｗ	プッ（とふきだす）。あまりのくだらなさに、つい笑ってしまった。

　ぼくほひそかに、「やった！」と思う。　　　　　　　　　　　　（つづく）

お詫びと訂正
　前号の甘夏の通販広告中、大きな誤りがありましたので、お託びをして訂正します。１５Ｋｇ箱入１０００円ではなく、４０００円です。なお、６月末まで受け付けます。懲りずによろしく文庫　いのちの森　２
遠藤滋・白砂巌共編
だから人間なんだ
　もう読みましたか？ありのままのいのちをいかしあって生きる今のぼくらの原点になった本です。￥１０００