介助者から学生、会社員が消える・・・。

 厚生労働省は、指定事業所に登録をする「介助を行う者」に対し「ホームヘルパー」や「介護福祉士」等の「資格」を義務づけるとしている。つまり今までの「推薦登録ヘルパー」(「全身性」も資格を問われる可能性がある)のように「無資格」の人を登録し、派遣を受けることが出来なくなる。
 これにより学生や会社員などの障害者の生活を支えている重要な「ポジション」にいる人たちが「介助者」として関わることが出来なくなる。
 これはいままでの「人と人との関係」を引き裂き「介助者」の生活を困窮させ、地域での普遍的行為としての「介助」の広がりを締め付けることになり、「障害者」が必死で作り上げてきた生活、介助体制の崩壊につながる可能性があり・・・。